2016年02月06日
本日の地震に関する情報
【電離層嵐】
大宜見(沖縄)、
2016/02/05 12:30 ~ 02/05 20:45 の間、
F層臨界周波数は中央値を最大4.0[MHz]以上上回る正相電離層嵐傾向が継続した模様で、
中央値との最大差は 02/05 18:15 頃約 +4.9[MHz]となり、
この時のF層臨界周波数は約 11.8[MHz]。
引き続き沖縄周辺はマグニチュード5クラスに警戒。
2月11日まで。
【スポラディックE】
国分寺(東京)、
02/06 15:00 9.0[MHz]。
高度は100~102kmと低くはないが赤単。
関東周辺、関東以北はマグニチュード5クラスに警戒。
2月11日まで。
『赤単(シングルイベント)とは?』
短時間の地球エネルギー(岩盤破壊・クラック 等)によるスポラディックE層の密度アップで 、
15分以内(実際はもっと短時間)です(NICTイオ ノグラム自動解析が15分単位)。
連続30分がダブルイベントです。
すなわち15分だけの単独(シングル)の赤色で 表示される部分です。
宇宙・太陽エネルギーの場合は長時間になり ます。
特に夏場のEs(スポラディックE)は何十時間と 続きます。
『電離層のfx(MHz)が高いほど、また高度が 低いほど、地震の規模は大きいと予測されま すか?』
fxと高度は別々に考えなければなりません。
fxは密度が重要です。
偽像や虚像が参考になります。
低い場合はfx、密度、励起、地震ノイズ、太 陽エネルギー等で判断します。
電離層の高度(D層やF層と間違わないように) が非常に低い場合は発生確率は高くなります 。
低い場合は2種類あります。
地球エネルギー放射が極めて高いと、
80Km~90Km 付近の大気が、
ウインドシア(風の状態)や高度放電(エルブス 、スプライト、ブルージェット等)で、
通常より低い位置で電離され別個のイオン層 が生成されるようです。
つまり、この場合は高度が下がるのではなく 、
下から焼かれて大気の分布状態にもよります がイオン化します。
別個のE層が発生します。
太陽エネルギーが強いと、
もっと上の方(高い高度)に位置します。
つまり上方の大気が焼かれます。
よく観察すると太陽によって、
上から焼かれた場合と、
地下の地震エネルギー(地球エネルギー)で、
下から焼かれた場合が判るようになります。
Posted by 小橋川大介 at 15:54