2011年04月02日

あの日止まった時計達




気になる衛星画像。

【MODIS AQUA 4/02 12:24JST】



AQUAからの相模湾~房総南方沖の整列雲画像。



あの日止まった時計達






整列雲は夕方まで止まっていた。

東京のイオノグラムにも昼頃からノイズが断続的発生している。






【MODIS TERRA 4/02 10:47JST】

東北一帯、三重沖に波状雲。

特に相模湾~房総南方沖の整列雲は※要注意※です。



あの日止まった時計達






前から書いてますが、

2011年の1年間で、

月が地球に最も近付いた日付はの3月20日で、

距離は約356,574Km。

それから2週間も経たない本日4月2日は、

何と今年“最遠”の、

約406,500km程になります。



3/20 03:10 ○ 満月

3/26 21:07   下弦

4/03 23:32 ● 新月



全国の皆さん、

要注意でお願いします。

特に個人的に気になるのは房総半島沖なので、

千葉、東京及び関東圏の皆さんは注意して下さいね。






震災があってから、

よく我が子供のことを考える。

子供の顔を脳で思い浮かべるだけで愛おしくてたまらない。

東日本大震災は、

いくつもの時計を“おやつの時間”で止めた。

お家の壁、教室の壁、がれきの下で、

そして物言わぬ人の腕で……。



最初の揺れ14時46分から津波が襲ってくる15時を挟んで、

何千、何万という時計……イヤ、時が止まった。

被害が大きかった石巻市の大川小学校では、

全児童108人のうち、

無事なのはたった3割という。

津波は川を5kmも走り、

下校前の子供と先生方を飲み込んだ。

泥や油が臭う現場では、

今も我が子の生きた証を求める親が訪れる。

声がかれるまで何度も名前を叫んだだろう……。



夢に出てくる顔は永遠に5歳、7歳、12歳……時はあの日のままだ。

「どうしてうちの子が……」の涙にかける言葉はない。



「どうか自分を責めないで。」

と願うばかりです。



何の慰めにもならないが、

その子達の命日は、

この国の誰もが心に刻んで生きていく。



あの日止まった時計達が、

忘れてはならない時刻で針を止めたように……。














Posted by 小橋川大介 at 21:26