2010年05月20日
日本のサッカー選手と海外の選手の決定的な違い
心に7つの傷を持つ男、
小橋川大介です。
来月はいよいよワールドカップが開催されます。
日本はオランダ、デンマーク、カメルーンと予選E組を戦います。
ハッキリ言ってかなり厳しい戦いになるでしょう。
普通に見て3連敗を予想する人が圧倒的に多いんじゃないでしょうか(汗。
最近の日本が勝てるのは練習試合だけ。
ワールドカップに出られない中国と引き分けて韓国にボロ負けし、
弱いセルビア(GDP2兆8千億円)に3-0で完封負けした日本代表が、
ワールドカップで格上相手に予選突破…… 逆立ちしても無いと思います(汗。
万が一突破したら僕は罰ゲームとしてタバスコをイッキ飲みします(苦笑。
友人のJ1選手に聞いたら、
「予選突破はありえない」と即答されました(苦笑。
その他、色々聞いたことを僕の考えも含めて書いてみます。
【日本のサッカー選手と海外の選手の決定的な違い】
まず2月にもこのブログで書きましたが、
まず仲良くしてもらっている「ラモス瑠偉」兄貴と、
昔サッカー談議した時に、
ラモスさんがこんな事を言っていました。
“ラモス兄貴の言葉”
日の丸……最高だ。
こんなに美しい国旗、他に無いよ。
どんなに苦しくても、膝が痛くても、
日の丸を付けていると思うと頑張れるよ。
ホント不思議。
これまで何度もそんな事あったね。
ユニフォームの日の丸。
スタンドで揺れる日の丸。
日の丸が目に入ると、
こんな所で諦めていいのかって、
また闘志が沸いてくるんだ。
日の丸を付けて君が代を聴く。
最高だ。
武者震いがするもの。
体中にパワーがみなぎってくる。
でも日本の選手の中にはそうじゃない奴もいる。
それが不思議でしょうがないよ。
日の丸を付けるって国を代表するって事だよ。
選ばれた選手にしか与えられないものじゃない?
国を代表して戦うって凄い事なんだよ!!
それを忘れているじゃないかって思う。
ワールドカップを見てみろよ。
皆、あんなに必死なって戦うのは国の代表だからだろ?
国を愛し、
家族を愛し、
仲間を愛してるからだろ?
日本はそこんトコから外国に負けてる。
自分の為だって?
そんなの当たり前じゃない!!
じゃあなぜもっと大きいものを背負わないの?
俺、日の丸背負ってなかったらあんなに頑張れなかったよ。
ドーハの時、俺は38歳。
あのクソ暑い中で、
そんなオジサンが全試合、
それもほとんどフル出場。
練習だって若い奴らと同じメニューをこなしていたんだ。
自分の為だけだったらとっくに辞めてたよ。
僕もそうだと思いますし、
ブラジル人のラモスさんはサッカーをしている日本人の誰よりも、
日の丸を背負っている日本人だなぁ~と思いました。
日本は長年、
決定的なFW(フォワード)がいなくて苦労してますよね。
ゴール前でもたもたしてるのを長年見てて、
「とりあえずシュートしろよ!!撃てよ!!」と何回叫んだ事か(汗。
海外の選手は「気が付いたらゴールしていた」が圧倒的らしいです。
日本の選手は頭でまず反応してそれから体が動き、
色々計算してシュートするそうです。
これが何を意味するのでしょう……。
つまり、
無意識の内にゴール出来る民族と、
意識しないとゴール出来ない民族の差は永遠に埋まらない、という事です。
一瞬の油断で命を落とす狩猟民族と、
水や台風の心配だけすればいい農耕民族との差なのでしょう。
体格の差もそれが起源です(例えばオランダの男子国内平均身長は180超)。
ライオンがピューマをコケにして百獣の王に進化した過程と同じです。
なぜ日本の企業がスポンサーになるかというと、
自社のイメージアップに繋がり、
勝っても負けても売上が伸びるからでしょう。
スポンサーは1つの広告枠として冷静にマーケティングしている訳です。
確かにオリンピックと同様、ワールドカップも4年に1度。
イベントとしては格好のスペースですよね。
前述の通り、日本人はサッカーに向いていないと思います。
ではどうしたらDNAギャップに勝てるのでしょうか?
友達のJ1選手は「マグレに期待するしかない」と言いました。
たまたまオランダが30本シュートを放っても、
ラッキーなことに全部ゴールポストに跳ね返って1点も入らないとか……。
確かにサッカーは運で勝つことがあるスポーツ。
だから観衆を魅了します。
例えばラグビーは強いチームは強い。
サッカーのように大学生がプロに勝つマグレは滅多に無いです。
ではその超~マグレを発生させる条件は何かと問うと、
友達のJ1選手もさすがに答えに詰まりました。
では僕の作戦はこうだ。 ← お前誰やねん(笑)
どう考えても勝てない強いチームには、
最初から11人全員がゴールポストに張り付いて徹底的に引き分けに持ち込む。
メッシに「5人抜きは出来ても10人抜きはさせないぞ!!」みたいな。
この時カウンター攻撃しようなどと下手な色気を出してはいけません。
ボールを奪ったらとにかく相手ゴールに大きく蹴り出して時間を稼ぐ。
「そんなの日本代表のサポーターが納得しない」と言うなら、
本田だけ自由にさせます(笑)
予選は3戦だから、
勝てそうな相手だけ普通に頑張ってマグレで勝ち、
あとの2戦は徹底的に0-0の引き分けに持ち込む。
「そこまでして勝ちたいのかジャポン」の批判なんて気にしない。
とにかく1勝2引き分けの勝ち点5を目指す。
これは予選だけの戦術です。
決勝に進んだらカッコつけて戦って潔く玉砕すればいい(笑)
岡田監督が守備に強いFWを好むのは、
「負けたら大ブーイングだから突飛なことは出来ないよ。
でも日本は守備で頑張るしかないし……。」
という本音の延長線だと思います。
僕がワールドカップ日本代表監督ならDF(ディフェンダー)の選手だけにします。
日本のMF(ミッドフェルダー)やFWなんて、
海外の強豪チームからすればただの補欠ですから。
ここは恥も外聞も無く、
“DF10人&キーパー”という新しいサッカーがあってもいい(笑)
何かそっちの方が真珠湾を奇襲した日本人っぽいし(笑)
でも最後に……
……
僕は見てみたい……ラモスジャパン!!
今回のワールドカップ、
野球ファンとして(笑)本当に楽しみにしています♪
【今日の写真】
題名
『混ざりたいサッカーの試合』
Posted by 小橋川大介 at 16:43