2012年10月26日
生ビールと缶ビールは別物です
例えばコンビニのおにぎり。
色んな種類がありますな。
皆、正直、多過ぎだろと思ってるのでしょうな。
だからと言って売れ筋だけにしてしまうと、売上は激減してしまうんですな。
つまり“沢山”の中から“自分”で“選ぶ”というのが大事なんですな。
『AKB48』などのコンテンツの人気の秘訣はそこにあるんですな、
小橋川大介です。
沖縄も朝、夕は肌寒く感じるようになってきた今日この頃。
穏やかの毎日を過ごしていたのだが、
そんなある日の夕方、僕の電話が鳴った。
「もうそろそろ女性達は、恋愛と性行為を別物として捉えてくれないと困る。」
僕「???」
いきなりそんなことを言ってのけたのは、
自称おっぱい上級者で脇汗好きを自負する先輩Kさん(バー経営 兼 ゴキブリマスター/40歳)。
話が長くなりそうだったので、
皆を招集しようと提案し電話を切った。
今回参加したのは、
僕と後輩N君(居酒屋経営 兼 総会屋っぽい/35歳)。
(株)S・C 代表の変態H氏(アダルトグッズ販売会社代表/35歳)と、
自称おっぱい上級者で脇汗好きを自負する先輩Kさん(バー経営 兼 ゴキブリマスター/40歳)。
そして後輩N君のビジネスパートナーで、
僕の1つ上のあだ名が“妖怪”Tさん(居酒屋経営 兼 地質学研究家/38歳)。
酒を飲むと奇声を発する身なりが海賊KTさん(美容室経営スタイリスト/44歳)、
女性メンバーはSちゃん(保険屋 兼 法律事務所のCMモデル/35歳)が加わった。
僕「今回は先輩Kさんから、
もうそろそろ女性達は、
恋愛と性行為を別物として捉えてくれないと困る、
との意見が出ていますが、
皆さんはどう思いますか?
まぁ一方的な男の考え方としては分からないでもないんですが、
女性はやはり別物として考える人が多数なんでしょうね。」
貞操観念の問題なので、
個人の自由だと思うが、
熱くなってる変態先輩のために話を広げることにした。
先輩Kさん「コーヒーじゃなくて缶コーヒーが好き、
缶コーヒー好きの人は口を揃えてこう言うんだな、うん。
本格志向のコーヒー愛好家の中には、
缶コーヒーは邪道だと捉える人もいるようだけど、
缶コーヒー好きにとっては、
コーヒーと缶コーヒーは別物なんだな、うん。」
皆、何の話か理解できずにキョトンとしていたが、
同じ穴のムジナのこの男だけは理解していたらしい(汗。
変態H氏「本格派コーヒーと缶コーヒー、このように中身は一見同じに見えるものでも、
違う角度から見ると全くの別物になる例は他にもいくつか存在するんですよ~。
生ビールと缶ビールも同様ですよね~。
両者を同じ枠の中で捉えてしまうと、
生ビールに対して缶ビールが劣ってしまうのは仕方ないことじゃないですか~。
でもどちらも別物として見ると、
“飲み屋さんで飲む生ビールも美味しいが、家でくつろぎながら飲む缶ビールも美味しい”
と解釈出来ますよね~。」
“恋愛と性行為を別物として捉えてくれないと困る”との意見から始まったのに、
この理解不能な内容は何なんだ?
合わせ上手な僕は恐る恐るこの会話に入っていった。
僕「別物として捉えるメリットは、
視野が広がり、両方を楽しめるということ……ということでしょうか(汗。
同じ枠の中で捉えて“缶コーヒーは飲まない”とか、
“缶ビールは飲まない”と意地を張るよりも、
コーヒーも缶コーヒーも、
生ビールも缶ビールも美味しく味わえた方が人生は楽しいと思いませんか?
……そんな感じの意味ですよね?(汗」
合わせ上手な僕でも自分で何を言っているか分からない内容だったが、
変態にはなぜか通じたようだ(汗。
先輩Kさん「そう!!恋愛と性行為も然り。
別物として捉えてもらいたいんだな、うん。」
コーヒーと缶コーヒー、
生ビールと缶ビール、
恋愛と性行為、
これらは全て別物として変態の頭の中には一線上にあるらしい(汗。
ここで唯一の女性参加者であるSちゃんから貴重な意見を頂いた。
Sちゃん「実際には“両想いになるまでは性行為をするべきではない”と、
恋愛と性行為を同じ枠の中で捉えている女性が多いですね。
確かに女性の場合は男性と比べて“望まぬ妊娠”というリスクがあるので、
性行為に慎重になってしまう気持ちはよく分かりますし、
男性にも分かってもらわないといけないと思います。
望まぬ妊娠以外にも、
不衛生な状況下での性行為による膀胱炎の発症率は、
男性よりも女性のほうが圧倒的に高いんですよ。
性感染症も男性よりも、
性器の面積が広い女性の方が感染しやすいという見方もありますから。」
駄々をこねる変態達にも非常に分かりやすいよう、
医学的かつ常識的な考えに僕は感銘を受けた。
僕「Sちゃんの言う通り、色々な点に気を付けるのはもちろん大事ですが、
でも性行為に慎重過ぎるのも恋愛においてはタブーですよね。
性行為によって親近感が増すこともあるので、
“好きな”男性だったら、
その男性からのアプローチを断ってしまうのは勿体ないですよ。」
Sちゃんも僕の“好きな人だったら”という意見には、
“奥手の女性は積極的にならなきゃ”という意味で賛成してくれた。
しかし変態2人は人の話を聞いてないのか、
独我論を貫いてくる(汗。
先輩Kさん「そのためにも恋愛とセックスは別物と捉えたらいいんだな、うん。
生ビールも缶ビールも楽しむように、
恋愛もセックスも楽しむというスタンスにシフトチェンジするといいんだな、うん。
“意中の男性と両想いになれるよう恋愛を頑張る”という楽しみ方と、
“性行為で気持ち良くなる”という楽しみ方、
同時進行でいきましょう。
そう思うと自然に股が開くはずなんだな、うん。」
“好きな人なら”という限定で、
僕とSちゃんは別物論に賛成していたのだが、
人の話を全く聞かずに変態独我論は続く(汗。
しかしここで独我論どころか、
あの男が唯一の女性参加者であるSちゃんに毒牙を剥いてきたのである(汗。
変態H氏「そのためにも、まずは性行為を大好きになる必要がありますね。
Sちゃん、貴女は性行為が好きですか?」
しかし大人なSちゃんは牙を剥いた毒牙をヘビ使いの如く軽くいなした。
Sちゃん「性行為が好きな人はとっくに股を開きまくっているでしょうから、
ここでは“嫌いではないけど好きでもない”、
“どちらかと言ったら嫌いだ”という女性に向けて議論したらどうですか?」
……ごもっともだ。
この変態2人は恋愛とは別で股を開く女性を求めているので、
すでに御開帳されている女性の議論は求めてはいないはず。
御開帳しない女性の議論をするのが争点と言えるだろう。
ここで根本的な質問を純粋無垢な変態予備軍である後輩N君がしてきた。
後輩N君「そういう女性が性行為を好きになれない理由は何なんでしょう?
男性の“体目当てな態度”が気に入らないのでしょうか?」
「ヘイヘイへーーーーイ!!」
ここで肉食系海賊がいつもの雄叫びだ。
海賊KTさん「だったら性行為が好きになれない女も、
“男性の体目当て”というスタンスになればおあいこだろ!!
ハイ解決です。
ヘイヘイヘーーーイ!!!!」
……酔っ払いは置いといて冷静沈着な妖怪が静かに語り出した。
妖怪Tさん「性行為が好きになれない女性が、男性の体目当てな女性になるには、
男性の体を好きになることが近道だと思う。
そのためには“習うより慣れろ”です。
と言っても、誰かれ構わず性行為をするのは嫌なはず。
でもそんな女性でも、
自分が狙っている男性とだったら問題ないはず。
その意中の男性がまさに今、誘っているのに、
“まだ両想いになっていないから”という理由で拒むのは勿体無さ過ぎるよね。
自分が性行為を好きになるための練習台だと思って快諾するべきだよ。」
この意見に僕とSちゃんは賛成……海賊は酔い潰れて死亡(汗。
後輩N君はメモを執って納得顔だ。
先輩Kさん「性行為中に“私のこと好き?”や“ちゃんと付き合って”、
と言うのは、言うまでもなくNGなんだな、うん。
恋愛と性行為は別物なのだから。」
……お前らまだ話してたんかぃ(汗。
変態H氏「先輩Kさん、ホームパーティーで、
“生ビールないの?”と言っているようなものですよ。
KYですよね。」
……KYはお前らや!!
変態2人の肩を持つ訳ではないが、
恋愛と性行為を別物として捉えることで、
意中の男性からは“視野の広い女性”だと、
魅力に気付いてもらえることもあるかもしれませんが、
女性の皆さん、
お願いですから、
男性が非常に引っ掛かりやすい、
“性行為を恋愛の武器”
にするような姑息な手段は使わないで下さい。
ケンカが絶えません。
お願いします(涙。
『先輩Kさんと変態H氏が最近よく行ってるらしい風俗店』
Posted by 小橋川大介 at 12:46