2024年11月15日
本日の地震に関する情報 ※全国的に警戒規模を上げます※
【電離層嵐】
稚内(北海道)、
2024/11/14 18:45 ~ 11/15 03:45 の間<赤N点灯>、
F層臨界周波数は中央値を最大3.5[MHz]以上下回る負相電離層嵐傾向が継続した模様で、
中央値との最大差は 11/14 19:30 頃約 -3.6[MHz]となり、
この時のF層臨界周波数は約 3.8[MHz]。
警戒規模を上げます(理由は下記に記載)。
北海道周辺はマグニチュード6クラスに警戒。
11月21日まで。
国分寺(東京)、
2024/11/14 15:45 ~ 11/14 22:15 の間<赤N点灯>、
F層臨界周波数は中央値を最大3.5[MHz]以上下回る負相電離層嵐傾向が継続した模様で、
中央値との最大差は 11/14 17:30 頃約 -4.2[MHz]となり、
この時のF層臨界周波数は約 6.9[MHz]。
警戒規模を上げます(理由は下記に記載)。
関東周辺、関東以北(三陸沖)はマグニチュード6クラスに警戒。
11月21日まで。
山川(鹿児島)、
2024/11/14 17:00 ~ 11/14 23:45 の間<赤N点灯>、
F層臨界周波数は中央値を最大3.5[MHz]以上下回る負相電離層嵐傾向が継続した模様で、
中央値との最大差は 11/14 18:30 頃約 -4.9[MHz]となり、
この時のF層臨界周波数は約 6.9[MHz]。
警戒規模を上げます(理由は下記に記載)。
引き続き九州周辺はマグニチュード6クラスに警戒。
11月21日まで。
大宜味(沖縄)、
2024/11/14 17:00 ~ 11/15 04:15 の間<赤N点灯>、
F層臨界周波数は中央値を最大3.5[MHz]以上下回る負相電離層嵐傾向が継続した模様で、
中央値との最大差は 11/14 20:15 頃約 -6.0[MHz]となり、
この時のF層臨界周波数は約 9.5[MHz]。
引き続き沖縄周辺はマグニチュード6クラスに警戒。
11月21日まで。
NICT全観測所で電離層N嵐を観測。
東日本大震災の前日も同様に全観測所で電離層嵐が発生していた。
数値を見ると南へ行くほど [MHz] が高くなっており( [MHz] が低いほうが危険度が高い)、
震源は北海道周辺、アリューシャン列島あたりが懸念されるが、
全観測所で電離層嵐が発生してるので場所は特定できず、
かなり大きな岩盤破壊が起きたのは間違いないでしょう。
全国的に警戒規模を上げます。
警戒規模をマグニチュード7クラスに上げてもいいが今後を注視して検討します。
警戒期間も1週間ほどではなくもっと長いスパンで。
※地震予知の難しいところは、
人間と地球の時間という概念の誤差の範囲にあり、
人生80年の人間にとって1年は長い。
しかし人間にとっての1年は、地球の0.1秒にも満たない。
よって人間にとっての数年は、
地球にとっての0.1秒以下なので、
地球から見ると誤差の範囲内であるが、
人間にとっては数年、数十年になるので、
人間の感覚では誤差の範囲とはならない。
皆が次の日の雨を当てる感覚で見ているので、
その感覚でいると現状の化学力ではまだ無理だろう。
Posted by 小橋川大介 at 10:35