本日の地震に関する情報
【11月26日掲載稚内スポラディックEの検証】
30日07時32分頃地震がありました。
震源地は択捉島付近で、
震源の深さは約10km、
マグニチュードは5.2。
最大震度1。
【突発性電離層擾乱】
山川(鹿児島)、
2017/11/28 00:45 ~ 11/28 01:00 の間、
電離層最低反射周波数は、
中央値を最大3.0[MHz]以上上回る突発性電離層擾乱/冬季異常傾向が継続した模様で、
中央値との最大差は 11/28 00:45 頃約 5.3[MHz]となり、
この時の電離層最低反射周波数は約 6.6[MHz]。
九州周辺はマグニチュード5クラスに警戒。
12月3日まで。
【スポラディックE】
大宜見(沖縄)、
12/01 10:45 18.0[MHz]。
手動では 30.0[MHz] オーバー。
高度が高いので太陽の影響も考えられるが危険な赤単。
新システム「VIPIR2型」に移行しているので信憑性には欠けるが、
念のため沖縄周辺はマグニチュード5~6に警戒。
12月7日まで。
『赤単(シングルイベント)とは?』
短時間の地球エネルギー(岩盤破壊・クラック等)によるスポラディックE層の密度アップで 、
15分以内(実際はもっと短時間)です(NICTイオノグラム自動解析が15分単位)。
連続30分がダブルイベントです。
すなわち15分だけの単独(シングル)の赤色で 表示される部分です。
宇宙・太陽エネルギーの場合は長時間になり ます。
特に夏場のEs(スポラディックE)は何十時間と続きます。
『電離層のfx(MHz)が高いほど、また高度が低いほど、地震の規模は大きいと予測されますか?』
fxと高度は別々に考えなければなりません。
fxは密度が重要です。
偽像や虚像が参考になります。
低い場合はfx、密度、励起、地震ノイズ、太陽エネルギー等で判断します。
電離層の高度(D層やF層と間違わないように) が非常に低い場合は発生確率は高くなります 。
低い場合は2種類あります。
地球エネルギー放射が極めて高いと、
80Km~90Km 付近の大気が、
ウインドシア(風の状態)や高度放電(エルブス 、スプライト、ブルージェット等)で、
通常より低い位置で電離され別個のイオン層が生成されるようです。
つまり、この場合は高度が下がるのではなく 、
下から焼かれて大気の分布状態にもよりますがイオン化します。
別個のE層が発生します。
太陽エネルギーが強いと、
もっと上の方(高い高度)に位置します。
つまり上方の大気が焼かれます。
よく観察すると太陽によって、
上から焼かれた場合と、
地下の地震エネルギー(地球エネルギー)で、
下から焼かれた場合が判るようになります。